印刷の種類③(平版印刷)

平版印刷方法は、版面に明確な高低差がなく、画線部は親油性、非画線部は親水性で、水とインキとを交互に与えると水と脂肪が相互に反発し合う性質を利用して印刷する方法です。


 1798年、ドイツの俳優・劇作家アロイス・ゼネフェルダーが石版による印刷術の発明から始まったと言われています。


 凸版印刷、凹版印刷が直接紙に印刷するのに対して、版に付けたインキを一度転写してから紙に転写する間接的な印刷です。


 現在の平版の印刷の多くは、オフセット印刷と言って、版に付けたインキを一度ブランケットに転写(OFF)してから紙に転写(SET)する間接的な印刷で、凸版印刷と比べ版材が安く、アルミニウム板をベースにした版などは曲げやすく、円筒の版胴に容易に取り付けられ、高速の輪転印刷ができること、大判でも軽量で取扱いが便利であり、写真製版が簡単に速くでき、カラー印刷にも適しています。 

双立物産株式会社

荒川区東日暮里に本社を構えてます。 食品のフィルム・包装関連商品を扱っています。

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