誰もが聞いたことのある曲(とある作曲家の話)
この時期、昼間と朝晩の寒暖の差が激しいので、体調に注意してくださいね。
プロ野球のペナントレースも終盤ですね。
プロ野球の応援歌というと、阪神タイガーズの六甲颪(ろっこうおろし)が有名です。
作曲者は古関裕而(こせきゆうじ)さんです。
古関さんは、音楽番組「オールスター家族対抗歌合戦」の審査員を、1972年10月の開始から、初代司会者の萩本欽一とともに降板した1984年6月24日まで務めていた方なのでご存知の方も多いかと思います。
この古関さん、数多く作曲されており、六甲颪だけでなく、読売ジャイアンツの応援歌「巨人軍の歌(闘魂こめて)も作曲しております。
ん?
巨人-阪神戦は、古関さんの作曲祭りじゃないですか。
古関さんの作曲した数が五千とも言われてるので全部は書けませんが、有名な曲で言えば、全国高等学校野球選手権大会の大会歌「栄冠は君に輝く」、東京五輪のオリンピックマーチ、高原列車は行く、長崎の鐘、ザ・ピーナッツが歌ったモスラの歌や、他に軍歌も多く作曲されています。
いまだに多くの曲を耳にしており、時代に負けないすごい曲ばかりなのですね。
さてさて、最近では少なくなりましたが、日本で公共施設や商業施設において、閉館・閉店直前のBGMとして流されるという認識が多い「蛍の光」ですが、実際は「蛍の光」ではなく、「別れのワルツ」編曲:ユージン・コスマン(EUGENE COSSMANN) 演奏:ユージン・コスマン管弦楽団です。
あれ?
ユージン・コスマン??
ゆうじ・こす・・・
そうなんです。
ユージン・コスマンという人物は存在せず、「古関裕而」の名前をもじったものなんですよ。
蛍の光は四拍子で、別れのワルツは三拍子です。
どちらも原曲はスコットランドの民謡のオールド・ラング・サインです。
ところで、蛍の光の作詞は明治時代にさかのぼります。
ご存知でした?4番まであることを。
私は1番と2番しか知りませんでした。
秋の夜長に一度調べてみるのもいいのではないでしょうか。
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